スマホ見る姿勢、首の負担は小学生1人分―米専門家が警告

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 スマートフォンなど電子端末を長時間使うと、眼精疲労や首や肩の筋肉疲労、手のしびれ、いわゆる"ストレートネック"など、体にさまざまな悪影響を及ぼすことが知られている。こうした「スマホ症候群」と呼ばれる症状を引き起こすからには、スマホを使うときに相当な負荷がかかっているのだろう―そう考えた米ニューヨークの脊柱外科専門医、Kenneth K. Hansraj氏らが調べた結果、首が前に傾くほど首の骨にかかる負荷が増え、最も悪い姿勢では27キロにも上ったという。これは日本の小学3年生(8歳)の平均体重に相当する負荷だ。詳細は、医学誌「Surgical Technology International」11月号(2014; 25: 277-279)に掲載されている。

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