目や腎臓、神経などをむしばみ、脳卒中や心筋梗塞などまで引き起こす糖尿病(2型)。生活習慣に大きな原因があるとされているが、血液型によってかかりやすさが違うことが、フランス人女性8万人を調査した結果から分かった。フランス国立衛生医学研究所(INSERM)のGuy Fagherazzi氏らによると、ある血液型ではほかの血液型よりも糖尿病になるリスクが最大で35%も上がっていたという。詳細は、12月18日発行の欧州糖尿病学会発行の医学誌「Dabetologia」(電子版)に掲載されている。