子供からお年寄りまで、幅広い年齢の人が悩まされている花粉症。治療は薬によるものが最も一般的で、その中でも初期療法は、花粉のピーク時をより楽に過ごすために重要な方法だ。日本医科大学付属病院(東京都文京区)耳鼻咽喉科・頭頸部(とうけいぶ)外科の大久保公裕教授は「症状がある程度重くなる人は、花粉症シーズンの初めから飲み薬による初期療法に取り組むと、症状を緩和することができます」と、症状が進行する前からの受診を勧めている。