政府は3月10日、高齢の運転者の交通事故を防ぐため、75歳以上の認知症対策を強化した道路交通法の改正案を閣議決定した。現行法と比べ、記憶力や判断力などの認知機能を調べる検査と医師が診断する機会を増やすほか、認知症と診断された場合や診断書を提出しなかった場合に免許の取り消しや停止となる。