メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は心臓病や脳卒中などの発症率を高めるが、残業時間の多い人ほどメタボになりやすく、年間500時間(月42時間)以上でメタボやその予備軍が約2倍になるという。「間食や遅い夕食を取る習慣などが影響しているのでは」と、調査に当たった東北労災病院(宮城県)勤労者予防医療センター相談指導部の宗像正徳部長(同院高血圧内科部長)は推測する。