コーヒーを1日に3~4杯飲んでいる人は、ほとんど飲まない人と比べて死亡率が24%低いことが、9万人を超える日本人を調査した結果、分かった。この研究結果を、3月11日発行の米医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」(電子版)に報告した国立がん研究センターがん予防・検診研究センターの齋藤英子氏(東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学)らによると、コーヒーは心臓病や脳卒中、肺炎など呼吸器の病気による死亡リスクの低下にも関連していたという。