靴の役割は、足を守りサポートすること。しかし、窮屈な靴を我慢して履いていると、かえって足を傷つけたり外反母趾などの変形を招く恐れがある。特に、関節が壊れる病気である関節リウマチの患者では、体重がかかる足に痛みを感じたり変形が起こりやすかったりするので、靴の選び方がとても大切だ。4月30日に神戸大学整形外科で開催されたリウマチ教室「靴型装具について」(司会=同科・三浦靖史准教授)では、澤村義肢製作所(神戸市)の義肢装具士・岡田佳奈氏が、正しい靴の選び方について詳しく解説した。