薄毛は男女を問わずに悩みのタネだが、圧倒的に多いのが男性の薄毛(AGA=男性型脱毛症)。近畿大学薬学部の川﨑直人教授(公衆衛生学)と同大学医学部奈良病院の山田秀和教授(皮膚科)は、発毛事業を手がける「毛髪クリニックリーブ21」とともに、AGAに悩む男性にアンケート調査を行った結果、遺伝や男性ホルモンだけでなく、ストレスや生活習慣など環境的な要因もAGAに影響する可能性が示されたと報告した。この結果は、5月29~31日に福岡県で開かれた日本抗加齢医学会の会合でも発表された。