血栓は血管の中にできる血の塊のことで、いわゆる"エコノミークラス症候群"の静脈血栓塞栓(そくせん)症や心筋梗塞、脳梗塞などの原因となる。こうした血栓が引き起こす病気、血栓症について広く知ってもらうため、日本血栓止血学会は世界血栓症デー(10月13日)に向けて市民公開講座を開く。10月10日に大阪、同12日に東京での開催で、エコノミークラス症候群を中心に血栓ができる仕組みや予防法などを解説する。参加費は無料で、事前申し込みが必要。定員は各会場800人となっている。