人工臓器やクローン技術、iPS細胞の利用など、再生医療は超高齢社会を迎えた日本で注目の研究分野。こうした再生医療の現在について、高校生に最先端の研究施設で触れてもらうテルモ科学技術振興財団主催のサマースクール「サイエンスカフェ」が8月7~8日、東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設(TWIns)で開催された。科学者になる夢を持った高校生約30人が全国から参加し、人工臓器など最新技術の講義を受けたほか、細胞シートの作製などに挑戦。参加者の中には、自分の進路に確信を持った生徒もいたようだ。