早寝早起きのカギは寝る2時間前の照明―住環境研&江戸川大

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 健康になるためには、食生活と運動に加え、早寝早起きが不可欠。でも、実践するのはなかなか難しい。積水化学工業住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所は、江戸川大学社会学部の福田一彦教授と共同で、20~50歳代の男女23人を対象に調査した結果、寝る2時間前に部屋(主にリビング)の照明を電球色などの波長の長い色味で暗く(50ルクス以下)した人は、昼白色などの波長の短い色味で明るいまま(300ルクス)の人に比べて早寝早起きとなり、心の健康度も向上したと発表した。しかし、暗い環境で過ごすと物が見えづらいなど「困った」との回答が9割に上っており、補助灯や間取りなどで作業のしづらさを改善する必要性が示されたという。

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