1日の歩行時間が短い人では、長い人に比べて糖尿病になる危険性が高いことが、国立がん研究センターや全国11保健所などが共同で行っている「JPHC研究」から分かった。研究グループが全国の約2万6,000人を調べたところ、1日2時間以上歩いている人に比べ、30分未満の人では糖尿病リスクが1.23倍になっていたという。詳細は、昨年12月26日発行の日本疫学会誌「Journal of Epidemiology」(電子版)に掲載されている。