公共の施設だけでなく、企業のビルなどでも見かけることも多くなったAED(自動体外式除細動器)。突然、心臓が止まって倒れた人を救うことができる医療機器だが、実際に使われたのはわずか4%というデータも出ている。そこで日本循環器学会などは2月1日、一般の人にAEDの使い方を体感してもらうことを目的に、パソコンやスマートフォンで救命の緊迫感を体感できるサスペンスドラマゲーム「心止村湯けむり事件簿」をリリースした。ゲームを進めていくことで、AEDの適切な使い方や心臓マッサージの正しい方法などが学べるという。