成長段階にある学童野球(少年野球)の選手にとって、怖いケガの一つが野球肘。近年は、指導者や医療者が予防について本格的に取り組み始めており、投球制限のガイドライン(指針)なども提唱されている。そうした中、横浜市スポーツ医科学センターでは、少年野球クリニックを定期的に開催し、野球肘や野球肩にならないためのプログラム「YKB(Yokohama Baseball)-9+」の普及啓発を進めている。同センターリハビリテーション科の坂田淳講師(理学療法士)に、予防法や野球肘のセルフチェック法などについて聞いた(関連記事:子供の野球肩・肘が4割減! 予防プログラム「YKB-9」)。