最近、コーヒーが健康に良いとする研究報告が相次いでいる。3月18~20日に仙台市で開かれた日本循環器学会の会合でも、「日常的にコーヒーを飲む人は、あまり飲まない人に比べて死亡リスクが低い」とする日本の中高年者の調査結果が明らかにされた。結果を報告した久留米大学心臓・血管内科の野原夢氏によると、久留米市に住む40歳以上の男女1,900人を平均で13.2年間追跡したところ、1日にコーヒーを飲む量が多い人ほど心拍数が少なく、また長生きする傾向が認められたという。