中南米だけではない!ジカ熱で妊婦の渡航NGの地域

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 「お腹の子供が生まれたら忙しくなるだろうから、今のうちに...」と海外旅行を計画している妊婦や妊活中の女性は多いのではないだろうか。しかし、場合によっては旅行先を変更した方が良いかもしれない。中南米を中心に感染が広がっているジカウイルス感染症(ジカ熱)に妊婦が感染すると、「小頭症」と呼ばれる病気の子供が生まれる可能性が指摘されているからだ。既に厚生労働省からは妊婦にジカ熱の流行地への渡航を控えるよう、注意が呼びかけられているが(関連記事)、4月27日には日本産婦人科学会も妊娠中および妊娠を計画中の女性に向けた注意事項を公式サイトで発表した。なお、厚生労働省の公式サイトによると、ジカ熱の流行地とされている地域は中南米だけでなく、日本人に人気の旅行先であるタイやフィジー、ニューカレドニアなども含まれる。同学会では「中南米以外にも流行地域と認定されている国があるため注意してほしい」と呼びかけている。

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