救急車の到着遅れても...「心肺蘇生」で救命率2.7倍 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 万が一、近くにいる人が心臓停止状態となったら、一刻も早く救急車を呼ぶことが重要なのは誰もが知るところだろう。ただ、その場所が過疎地だったり、あるいは都市部でも高層ビルの上層階だったり、道路が渋滞していたりして、救急車が到着するのが遅れてしまう場合は少なくない。そんな時、その場に居合わせた人がすみやかに「心肺蘇生」を始められれば、何もしなかった場合に比べて救命率が2.7倍に高まることが、金沢大学付属病院救命センター長の稲葉英夫氏らが実施した調査から明らかになった。調査では、心臓マッサージのみによる心肺蘇生よりも心臓マッサージと人工呼吸を組み合わせた心肺蘇生を受けた人の生存率が最も高いことも分かったという。詳細は6月4日発行の医学誌「Resuscitation」(電子版)に掲載されている。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×