東北大学加齢医学研究所と旅行会社のクラブツーリズムは7月6日、産学連携の共同研究として「旅行が認知症予防にもたらす効果の研究」を開始すると発表した。今年5月に60歳以上の男女を対象に実施したプレ調査では、旅行が人生に対する満足度などに関係しており、脳の機能の維持に影響している可能性が示されたという。新たに始める研究では、脳画像や認知機能の評価などを含む詳しい検査を行い、旅行が脳の老化を防いだり、認知機能を維持するのに効果があるかどうかを調べるという。