太ってなくても生活習慣病...原因は筋肉に? 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 「肥満」や「やせ」といった体型の違いは、身長と体重を基に計算する「BMI」を指標に判定されることが多い。海外では肥満の基準は「BMI30以上」だが、わが国では「BMI25以上」。ただ最近、アジア系の人ではBMI25未満でも、糖尿病などの生活習慣病にかかる危険性が高いことが複数の研究から明らかになりつつある。そんな中、順天堂大学大学院医学研究科・代謝内分泌内科学・スポートロジーセンターの田村好史准教授らが100人以上の日本人男性を対象に実施した調査から、太っていなくても生活習慣病にかかる原因は筋肉にある可能性が浮かび上がった。BMI25未満で「肥満」の基準を満たしていなくても血糖や血圧、脂質に1つでも異常がある人は、筋肉で膵(すい)臓から分泌されるホルモンである「インスリン」が十分効果を発揮できていない「インスリン抵抗性」の状態にあることが分かったという。調査結果の詳細は7月5日発行の医学誌「J Clin Endocrinol Metab」(電子版)に掲載されている。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×