体外受精、受けても乳がんリスクに影響せず

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 体外受精(IVF)による不妊治療では、通常、飲み薬や注射による「排卵誘発剤」を用いた「卵巣刺激」が行われる。このことが、長期的には乳がんリスクを高める可能性があるのではないかと危惧されていた。しかし、オランダがん研究所のグループがIVFを受けた女性2万人を約20年間追跡調査した結果、IVFを受けた女性と受けたことがない女性の間で乳がんリスクに差はないことが分かった。調査結果の詳細は米医学誌「JAMA」(2016;316:300-12)に発表された。

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