© Adobe Stock ※画像はイメージです 運動プログラムなどによる身体活動が、10代の子どもや若年層の抑うつ症状を軽減させる可能性があると、香港大などのグループが発表した。 同グループは、子どもや若年層の運動と抑うつ症状との関連について、2022年2月までに発表された研究21件を解析。うつ病、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害、肥満や糖尿病患者を含む11~19歳(平均年齢14歳)の研究参加者2441人を対象に、運動の効果を検討した。 その結果、運動を行わなかった人に比べ、行った人では抑うつ症状の軽減が見られ、その効果は12歳以下よりも13歳以上で大きかった。また、精神疾患やうつ病の患者も、運動を通じた抑うつ症状の軽減効果が特に大きいことも分かった。 (メディカルトリビューン=時事)