「なんとなく不調」、前年より増加

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 心身の調子に関する調査で、「なんとなく不調」を感じる人が8割に上り、前年より増加していたと、漢方薬メーカーのツムラ(東京都港区)が発表した。

 同社は2023年12月4~7日、全国の20~60代の男女3000人(性・年代別に300人ずつ、男女各1500人)を対象に、インターネットで調査を実施。自覚しながらも我慢してしまいがちな症状や、調子は悪いが診断がつかない症状の総称を「なんとなく不調」と定義し、21年から実態調査を行っている。

 分析の結果、23年に「なんとなく不調」を感じた人は全体の80.0%で、前年(72.1%)より増え、不調の症状としては「疲れ・だるさ」が53.4%で最多だった。特に、30代女性では9割が不調を感じ、症状では「頭痛」が68.5%で最も多かった。(メディカルトリビューン=時事)

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