出産回数多い人ほど肥満に注意―閉経後の高血圧リスク高まる 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 閉経後の女性では出産回数が多いほど高血圧のリスクが高まるが、適正体重の維持により軽減できることが分かったと、東北大大学院などの研究グループが発表した。 研究グループは、東北地方在住の女性3万530人(20~75歳)を閉経前の6700人と閉経後の2万3830人に分け、出産回数と血圧との関係を調べた。 その結果、閉経前の人では特に関連性が見られなかった。閉経後では高血圧リスクが出産回数1回の女性と比べ、2回で1.058倍、3回で1.091倍、4回以上で1.125倍と、回数が増えるごとに上昇した。ただ、この関連は現在の体格指数(BMI)による影響を調整すると弱まった。一方、妊娠高血圧症候群と診断された女性では、閉経前後とも高リスクだった。 研究グループは「多産または妊娠高血圧症候群の女性は、高血圧予防のために適切な体重の維持が重要だ」としている。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×