社食や手作り弁当で健康的に

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 就労者の昼食に関する調査から、外食やテークアウトに比べ、社員食堂での食事と手作り弁当は栄養学的な質が高く健康的だったと、東邦大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、東京都内の8事業所の従業員620人(20~75歳)を対象に、昼食の取り方、職種、就労時間、栄養素と食品の摂取量に関するアンケートを実施。1カ月の栄養素と食品摂取量を基に食事の質をスコア化し、昼食の取り方で〔1〕手作り(190人)〔2〕社員食堂(77人)〔3〕外食(109人)〔4〕テークアウト(244人)―に分けて比較した。

 その結果、食事の質スコアの平均値は〔2〕が49.6で最も高く、〔1〕が47.4、〔3〕が45.0、〔4〕は44.5だった。〔3〕〔4〕に比べて〔1〕〔2〕はビタミンA、亜鉛などの栄養素摂取量が多く、特に〔2〕は葉酸、鉄に加え、食品別では野菜類、豆類、魚類、肉類などの摂取量も多かった。(メディカルトリビューン=時事)

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