性的少数者、精神疾患リスク高く 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 生まれつきの性別と自身が認識する性別が一致している「シスジェンダー」の人と比べ、トランスジェンダーなどの性的少数者は、精神疾患を長期間抱えるリスクが高いと、英国の研究グループが発表した。 研究グループは、2021、22年の英国の調査に参加した16歳以上の152万457人を対象に、精神疾患に関わる症状が長期間続いているかなどについてジェンダー別に調べた。全体のうち、性自認が男性にも女性にも当てはまらない「ノンバイナリー」は2600人で、生まれつきの性別と性自認が異なる「トランスジェンダー」は7994人だった。 解析の結果、精神疾患を長期間抱えるリスクは、シスジェンダーの男性で約9%、女性で約12%だったのに対し、トランスジェンダーやノンバイナリーの人では約33~47%と高かった。両者の差は35歳未満の患者で顕著だった。 研究グループは「性的少数者は広範な差別に直面し、精神的な健康状態が悪化するリスクが高まっている」とコメントしている。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×