子の画面視聴長いと親子の会話減る

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 幼児のテレビやスマートフォンなどの画面視聴時間が長い家庭では、幼児が声を出す回数(発声数)や周囲の大人と会話する回数が少ないことが分かったと、オーストラリアなどの研究グループが発表した。

 研究グループは、豪州で未就学児を持つ家庭220組(男児100人、女児120人)を対象に、子どもの1~3歳時の画面視聴時間と、家庭での子どもの発声数や周囲の大人の言葉の数、親子の言葉のやりとり(会話)の回数などを測定し、それらの関連を検討した。

 分析の結果、子どもの画面視聴時間が長くなるほど親子の会話が減少した。特に、3歳時点ではこの関連がより顕著で、画面視聴時間が1分長くなるごとに周囲の大人の言葉が6.6語、子どもの発声数は4.9回、大人と子どもの会話は1.1回減少した。(メディカルトリビューン=時事)

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