ペット型ロボットでストレス軽減―長期入院患者 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 長期療養中の血液がん患者がペット型ロボットと過ごしたところ、一定のストレス改善効果があったと、東京医科大の研究グループが発表した。 血液がん患者は免疫機能が低下するため、無菌室での長期療養を余儀なくされる。 研究グループは、2020年2月~22年8月に同大病院の造血幹細胞移植を予定している血液がん患者21人を、無菌室入室から退室までペット型ロボットと過ごすグループ(平均入室期間61日)と、ロボットなしで過ごすグループ(同46日)に分け、ストレス改善効果を検討した。 その結果、ロボットと過ごしたグループでは、唾液や血液から検出されるストレス物質の平均濃度の変化率が退室時に改善した。また、抑うつ状態の評価では一部のスコアも改善傾向にあった。 ただ、移植直後は体の痛みなどからロボットと接する時間が少なく、研究グループは「体の回復後といった、ロボットによる介入時期の見極めが重要」としている。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×