低体重で脳卒中の経過が不良に 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 日本脳卒中データバンク(JSDB)のデータを解析したところ、標準的な体重の人に比べ、低体重の人は脳卒中の経過が不良となるリスクが高かったと、国立循環器病研究センターなどの研究グループが発表した。 研究グループは、2006~20年にJSDBに登録され、入院した脳卒中患者(脳梗塞4万3668人、脳出血9741人、くも膜下出血2821人)を、体格指数(BMI)で〔1〕18.5未満(低体重)〔2〕18.5~23未満(正常)〔3〕23~25未満(過体重)〔4〕25~30未満(I度肥満)〔5〕30以上(II度肥満)―に分類。退院時の経過との関連を検討した。 その結果、〔2〕に比べ、〔1〕は脳梗塞および脳出血による入院後、介護が必要になる、または死亡するリスクが高かった。一方、〔3〕は脳梗塞全体で経過が良く、脳梗塞の種類別に見ると、細い血管が詰まる「ラクナ梗塞」で特に良好だった。〔5〕は太い血管が詰まる「アテローム血栓性脳梗塞」後の経過が不良だった。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×