体の水分は夏より春に不足―小中学生調査 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 小中学生を対象に尿検査を行ったところ、体の水分が不足気味で、その傾向は夏よりも春に顕著だったと、新潟大などの研究グループが発表した。 研究グループは、小中学生349人(男児189人)に、4月と7月の起床時・在校時に採尿してもらい、脱水の程度を表す尿の浸透圧を調べた。 その結果、尿浸透圧の平均値は、4月の起床時が903ミリオスモル、在校時が885ミリオスモル、7月はそれぞれ800ミリオスモル、859ミリオスモルで、いずれも「やや脱水」と判定される基準値の800ミリオスモルを超えていた。起床時の尿浸透圧が基準値を超えた割合は、4月が66%、7月が50%で春の方が多かった。 研究グループは「暑い夏以外の季節にも、脱水や腎機能の低下などを防ぐため、子どもたちに小まめな水分補給を指導する必要がある」と注意を促している。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×