診療への理解、医師との会話が鍵―小児救急受診者 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 小児救急科を受診した子どもと保護者を対象にした調査から、子どもが自分の診断や治療に対して理解を深めるには、医師との直接的なコミュニケーションが重要との結果が示されたと、カナダの研究グループが発表した。 研究グループは、2018~20年にカナダの小児救急科を受診した子ども514人(平均年齢11.8歳、在院時間中央値4.1時間)と保護者を対象に、診療や医療スタッフとのコミュニケーションなどに関する調査を実施。診療に対する理解度や満足度と関連する因子を検討した。 その結果、子どもの9割超が診療について全体的に満足していた。一方、質問や不安に対して医師に答えてもらったと回答した子どもは34.2%にとどまった。診断や治療について理解していたのは保護者が約8割、子どもは7割弱だった。 また、理解度などに関わる因子について分析したところ、子どもの診断・治療に対する理解の向上には医師との直接的な会話が関連していた。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×