大気汚染で高齢者の自立度低下か 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 大気汚染に長期間さらされた人は、日常生活の自立度が低下するリスクが高いことが分かったと、米国の研究グループが発表した。 研究グループは、米国の50歳以上の男女を追跡した研究の1998~2016年のデータを用い、微小粒子状物質(PM2.5)や二酸化窒素(NO2)といった大気汚染物質と日常生活の自立度の低下との関係を調査。自立度の低下は、移動や食事などの必要な動作が一人では難しくなり、新たに介助を受けた、または介護施設に入居した場合と定義した。 解析対象は2万5314人(追跡開始時の平均年齢61.1歳)で、平均10.2年間追跡。そのうち9985人に自立度の低下が確認された。 解析の結果、PM2.5とNO2濃度が高い地域に住む人は自立度が低下するリスクが高く、特に車の交通に関連する大気汚染物質の濃度の高さが最もリスク上昇に関係することも分かった。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×