サルコペニア有病率は2割強―高齢者専門病院 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 高齢者専門病院の患者を対象とした調査から、加齢により筋肉量や筋力が低下するサルコペニアの有病率が20%強で、一般地域住民の14%前後より高いことが分かったと、順天堂大医学部付属順天堂東京江東高齢者医療センターなどの研究グループが発表した。 研究グループは、2020年11月~21年11月に同センターを受診した男女1042人(平均年齢78.2歳)を対象に、サルコペニアの有病率と危険因子を検討した。 サルコペニアと診断されたのは21.4%で、特に80代以上の男性の有病率が急増していた。 解析の結果、危険因子は高齢、男性、過去の喫煙量などで、リスクを下げる因子は体格指数(BMI)の高さ、認知症検査の良好なスコア、多様な食品の摂取などだった。 研究グループは「サルコペニアに対し、食品摂取の多様性が重要であることが示された」としている。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×