加糖飲料課税でBMI低下:米

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 加糖飲料に課税する「砂糖税(ソーダ税)」の導入は、その地域に住む子どもや若者の体格指数(BMI)の低下に寄与することが分かったと、米国の研究グループが発表した。

 研究グループは、2009~20年に砂糖税が導入されている米カリフォルニア州の4都市に住む男女4万4771人(平均年齢6.4歳)と、未導入の同州の40都市に住む男女34万5428人(同6.9歳)のBMIを比較し、砂糖税導入との関連を調べた。

 その結果、未導入都市と比べ、4都市の子どもや若者は、砂糖税導入前から導入の4~6年後までのBMI平均値が低かった。特に研究開始時に肥満だった人に限定すると、4都市の方がBMIが顕著に低下していた。

 一方、過体重または肥満に分類される子どもや若者の割合変化には大きな差はなかった。(メディカルトリビューン=時事)

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