若年層のヘルスリテラシー低く

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 若い世代ほど自分の健康への関心が低く、健康的な行動を実践しない傾向にあったと、東京慈恵会医科大の研究グループが発表した。

 研究グループは2023年9~10月、東京都調布市と狛江市に在住・在勤する18歳以上の男女1520人を対象に、健康や医療に関する正しい情報を入手・理解・活用する能力「ヘルスリテラシー」、生活の質(QOL)、健康行動について調査を行った。

 分析の結果、20~30代の人や世帯収入200万円未満の人はヘルスリテラシーが低く、20代、未就学児を育てている人、同居家族がいる人、世帯収入200万円未満の人はQOLが低い傾向にあった。

 健康行動では、「睡眠が十分でない」と答えた割合が全国平均よりも高かった。また、若年層や未就学児を育てている人は、不規則な食生活を送る割合などが高い傾向にあった。(メディカルトリビューン=時事)

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