登山者の約3割、けがや故障経験

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 登山経験者を対象にした調査で、約3割の人が膝や足首などを痛めた経験があったと、オムロンヘルスケア(京都府向日市)が発表した。

 同社は9月、登山が趣味と答えた40~70代以上の男女800人を対象に、登山に関するアンケート調査を実施した。

 その結果、登山中やその前後でけがや故障を経験した人は28.1%だった。世代別では60代が32.5%で最多だった。痛めた部位(複数回答)は、膝が53.8%、足首が49.3%で、下肢の関節を痛めやすいことが分かった。

 以前と比べ登山の頻度が減った、あるいはやめた人に理由(複数回答)を聞いたところ、「暑過ぎる」が43.3%、「体を痛めた」が27.0%で、体の故障が登山機会減少の一因になっていた。(メディカルトリビューン=時事)

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