口腔状態悪いと脳梗塞の回復遅く 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 急性期脳梗塞の患者は、口腔(こうくう)内の状態が悪い人ほど回復が遅いことが分かったと、広島大大学院などの研究グループが発表した。 口腔ケアは、脳卒中患者の肺炎予防や口から食べる機能の改善に重要とされる。研究グループは、2017年7月~23年8月に急性期脳梗塞で同大病院に入院し、その際に口腔内の状態を確認できた男女247人のデータを収集。入院時の口腔状態とその後の経過との関連などを調べた。 舌や唾液など口腔に関する8項目を各0~3点(合計0~24点で高得点ほど状態が悪い)で評価して解析した結果、合計点が1点上がるごとに3カ月後に後遺症が残るリスクが高まっていた。また、8点以上で院内肺炎の発症リスクが上昇した。口腔機能の悪化には、高齢、入院前の自立度の低さ、慢性心不全、脳梗塞の重症度が関連していた。 研究グループは、入院早期からの口腔ケアの重要性を強調している。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×