40ヘルツスピーカー、認知症に有効? 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 記憶力などに関係するとされる脳波、ガンマ波を刺激する音声を6カ月聞いた認知症患者では、暴言などの症状が改善されたと、介護老人保健施設、国立あおやぎ苑(東京都国立市)が発表した。 同施設では2023年12月から、音声を40ヘルツに変調した「ガンマ波サウンド」を聞くことができるテレビスピーカーを導入。認知症患者25人に、ガンマ波サウンドを毎日9時間、6カ月間聞いてもらい、スピーカー設置前と設置後で、記憶障害などの中核症状や、暴言・介護拒否などの周辺症状の変化を検証した。また、通常のテレビが設置された一般病床入所者31人の変化も評価した。 その結果、認知症患者では中核症状の大きな変化はなかったが、周辺症状は顕著に改善した。一方、一般入所者の変化は見られなかった。 同施設はスタッフの介護量が減り、介護現場の雰囲気改善につながったとし、「40ヘルツの音声刺激が記憶や集中力をつかさどる前頭葉に作用したのではないか」と推測している。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×