ダークチョコで糖尿病リスク減

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 ダークチョコレートの摂取量の増加は、2型糖尿病リスクの低下と関連することが分かったと、米国などの研究グループが発表した。

 チョコレートに含まれる成分のフラボノイドと、2型糖尿病のリスク低下との関連を指摘する報告はあるが、詳細は不明だった。

 研究グループは、1986~2021年に同国の医療従事者を対象に行われた三つの調査から、チョコレートの摂取と2型糖尿病の発症などに関するデータを収集し、両者の関連を検討した。

 11万1654人のデータを分析すると、追跡期間中に4771人が糖尿病を発症した。摂取したチョコレートの種類ごとに糖尿病リスクを解析した結果、ダークチョコレートを週5回以上食べる人は、ほとんど食べない人に比べて21%低かった。一方、ミルクチョコレートにはそうした関連は見られず、体重増加との関連が認められた。(メディカルトリビューン=時事)

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