小中学生の2割前後が便秘か

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 小中学生を対象にした調査で、2割前後に便秘の疑いがあることが分かったと、NPO法人日本トイレ研究所が発表した。

 同法人は、子どもの排便の実態を把握するため、2024年10~11月に全国の小学生1万1344人と中学生1349人に7日間の排便記録をつけてもらった。

 7日間のうち、〔1〕「排便のあった日数が2日以下」だった小学生は7.6%、中学生は9.2%〔2〕「硬い便が2回以上」だったのはそれぞれ17.4%と9.5%―だった。〔2〕は特に小学2年生の女子で多く、25.2%だった。〔1〕〔2〕どちらか、または両方に当てはまり、便秘が疑われる小学生は24.5%、中学生は18.4%だった。

 朝食を取った日数を7日と6日以下に分け、〔1〕の割合を見ると、小学生では7日が7.2%、6日以下が11.0%だった。中学生も7日が8.5%、6日以下が12.6%で、朝食を欠食する子どもの方が多かった。(メディカルトリビューン=時事)

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