先端巨大症の熊本武士

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 渡辺崋山は幕末にあらわれた天才的な文人画家である。三河・田原藩の家老として藩政に腕をふるった。蘭学を通じて的確な対外認識をもち、『西洋事情』『慎機論』をあらわして幕府の鎖国政策を批判した。そのため、高野長英らとともに捕らえられ、「蛮社の獄」(天保10年、1839年)の悲劇を招いた。崋山の遺した数々の絵画は、いずれも国手の名にふさわしい名作ぞろいだが、中でも人物画に優れ、「鷹見泉石像」は国宝に指定され東京国立博物館におさめられている。

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