【シカゴ】乳がん生存者の大豆食品摂取に関しては、安全でないと懸念する声もある中で、米バンダービルト大学医療センターのXiao Ou Shu氏らは「中国の乳がん既往のある女性では、大豆食品の摂取量と死亡および乳がん再発リスクとの間に逆の関連が認められた」との研究結果を、米医学誌「JAMA」(2009; 302: 2437-2443)に発表した。同氏らによると、大豆タンパク質の摂取量が1日11グラムまでは、量が多くなるほど死亡および再発のリスクが低下したという。