「治せない3割の小児がん患者を救うため」学会が登録事業開始

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 患者数は少ないものの、多種多様な疾患が存在する小児がん。現在は7割以上の患者が生存できる時代となった一方、いまだに小児の病死の第1位となっている。治せない3割の患者を救うため、そしてがんを乗り越えた7割の患者が健やかに人生を全うするために不可欠なのが、小児がん患者の全数把握だ。国内における発生状況の全容をつかむべく、日本小児がん学会は2009年12月に患者情報の登録事業を開始した。同学会理事長の檜山英三氏(広島大学病院小児外科教授)に、小児がん全数把握登録事業の経緯や狙いなどについて聞いた。

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