「緑茶の飲用習慣が小学生のインフルエンザを予防する」という疫学調査の結果が、米医学誌「Journal of Nutrition」の10月号(2011; 141: 1862-1870)に掲載された。静岡県立大学薬学部の山田浩教授らが、お茶の産地として知られる静岡県菊川市内の全小学校児童(9校、2,663人)を対象に調査したところ、インフルエンザの発症は、緑茶の飲用習慣が1日1杯(200ミリリットル)未満の小学生と比べて、1日1~2杯で38%、1日3~5杯では46%も減少していたという。 最新のインフルエンザ発生報告数と年間推移を見る