乳児のうつぶせ寝減少で,今度は"絶壁頭"が問題に―米国

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米国小児科学会は先月末、「乳幼児の仰向け寝による頭蓋骨変形症の予防と管理」と題する手引きを、米医学誌「Pediatrics」(2011; 128: 1236-1241)に発表した。米国では1990年代初頭から、後頭部の一方が平らになる、いわゆる"絶壁頭"(斜頭症)の子供を診察する機会が増えているという。同学会は乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のため、うつぶせ寝をさせないよう勧告しており、これが頭蓋(ずがい)骨変形例の増加につながっているとの見方を示している。

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