スギ花粉の本格的な飛散時期が迫り、花粉症患者にとっては5月までつらいシーズンが続くことになる。東京都で開かれた花粉症メディアセミナー(主催=MSD)では、日本医科大学耳鼻咽喉科の大久保公裕・主任教授が、花粉症患者が治療で抑え切れていないと感じている症状の第1位が「鼻詰まり」であった調査結果を示し、症状に応じた薬を選択する治療を早期に始めることが重要と呼び掛けた。元プロ野球選手・監督の古田敦也氏とのトークショーも行われ、大久保教授が古田氏を"問診"するシーンも見られた。