睡眠中の異常な動き、背後に病気の可能性―独研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 睡眠中に身体を動かすのは全く正常なことで,寝返りは褥瘡(じょくそう=床擦れ)の原因ともなる血行不良の防止や、椎間板に掛かる圧力の分散のためにも非常に重要だ。誰でも,一晩の睡眠中に40~60回の寝返りを打ち,特に明け方にその頻度は高くなる。しかし,ドイツ・アンメルラント病院のSylvia Kotterba教授は「夜間の動きが睡眠の質や日中の精神状態にマイナスの影響を与えている場合は、病気の可能性が高い。睡眠中に自分や近くにいる人の身体を傷つけたり,殺人など重大な事件を起こすリスクさえある」とドイツ睡眠研究・睡眠医学会の第19回年次集会で注意を呼び掛けた。

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