こんなに違う!「運転免許と病気」日本と海外の情報提供

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 最近、てんかんや糖尿病治療中の人が起こした重大な自動車事故が相次いで報道されている。しかし、自動車運転が場合により制限される病気は、この2つにとどまらない。2002年6月から施行されている改正道路交通法では、てんかんを含む9つの病名が「免許の拒否、保留、取消し又は停止の対象」となり得る要件に挙げられている。法改正の経緯には、それまで一律に制限されていた免許取得の権利を緩和する背景があった。現在は、本人による自己申告を前提に、公安委員会あるいは必要に応じて医師の個別判断に基づく形で、法律の運用が行われている。これで運転免許を取得できるようになった人がいる半面、自己申告が行われないことによる問題も残されている。一方、海外でも、運転免許保持に影響する病気の定義は存在するが、その在り方は大きく異なるようだ。

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