善玉コレステロールに"悪玉"が? 米研究で示される

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 増えると心血管疾患リスクが低下することから、「善玉コレステロール」とも呼ばれるHDLコレステロール(HDL-C)。しかし、「HDL-C=善玉」説に疑問を投げ掛ける研究成果が、米ハーバード公衆衛生大学院のFrank M. Sacks氏らによって米医学誌「Journal of the American Heart Association」(2012; 1: e000232)に報告された。心筋梗塞などの冠動脈疾患の発症に関連する"悪玉"HDL-Cが存在する可能性が示されたという。このほか、米ペンシルベニア大学のBenjamin F. Voight氏らからも、HDL-Cが高くても心筋梗塞リスクが低下しないという研究結果が報告されている。

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