トキソプラズマ感染が自殺リスクに関連―デンマーク

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 デンマーク・オーフス大学のTeodor T. Postolache氏らは、同国内の経産婦4万5,788人を対象とした研究を行い、トキソプラズマの抗体価が高いことと自傷行為や自殺のリスク上昇との関連が示唆されたと、7月2日付の米医学誌「Archives of General Psychiatry」(電子版)に報告した。一般的な感染症と自傷行為という、これまであまりなかった組み合わせに複数の海外メディアが報道。便がトキソプラズマ原虫の人間への感染源の1つとされる猫の写真や「猫を飼う女性の自傷行為リスクが高い」との主旨の見出しを用いたメディアもあった。中には、英保健当局のニュース解説コーナーで「(見出しが)実際の研究結果と違う」と"教育的指導"を受けた記事も...。

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