誤解多い"カンガルーケア"名称見直しへ―学会

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 出生直後からの母子の接触、いわゆるカンガルーケアの最中に起きた子供の急変が全国でニュースになる中、日本周産期・新生児医学会はこのほど、正常な時期に生まれた子供(正期産児)に対する同ケアの名称見直しを含めた「実施の留意点」を公表する方針を固めた。新生児集中治療室(NICU)への入院児に対するカンガルーケアとは分けて、正期産児に対するケアは「早期母子接触」とする方向で検討する。留意点の素案は7月11日から学会公式サイトで会員向けに公表されており、パブリックコメントを受け付けた後、秋頃に関連団体と共同発表する予定だ。

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